先代魔王リザリエル/Rizaliel

先代魔王軍の魔王であり、初代勇者ライアスと戦ったドラゴンの女性。
人間と地上をめぐって長い間戦争をしていたが、ライアスの手により自ら率いていた魔王軍の大半と共に殉職した。

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両親を人間に殺され、自身も瀕死だった幼いヘルツの育ての親でもある。
性格は温厚で優しく子供好きだが、戦場では勇敢でたくましく、一騎当千と呼ぶにふさわしい実力を持っていた。
例にもれず非常に部下思いで、優秀な部下には相応の地位と報酬を与え、亡き者は誰であろうと手厚く弔っていた。
リザリエル亡き後、魔王の名を継いだヘルツは彼女の人格を色濃く受け継いだと思われる。

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ヘルツには地底世界でのびのびと遊ばせる主義で、少し成長した後は部下と共に勉学や武術を教えていたようだ。
ヘルツに関しては「成長すれば私より強くなる」と評価していたが
当人が「彼女より美しく強い人はいない」と考えているので
仮にリザリエルが生きていたとしても、ヘルツはずっと彼女を部下を勤めていたのかもしれない。

得意料理はプリンで、特に濃厚なカスタードプリンをよく作っていた。
左角のリボンは、ヘルツがプレゼントとして結んだもの。